食にまつわる人気絵本「パンどろぼう」

※画像はKADOKAWA公式サイトより出典しています

 

子どもにとって、絵本の読み聞かせはとても大切!
子どもの成長に大きな意味をもたらす「読み聞かせ」
生活の中に絵本を読むという時間を生活のリズムの中に取り入れていただきたいと思います。

大人気、お薦めの一冊

今読み聞かせで大人気の1冊をご紹介します。

タイトルは「パンどろぼう」

女性作家の柴田ケイコさんの作品です。
パンという誰もが「美味しそう」と思う身近なテーマです。
それが「なぜどろぼうに?」と好奇心を湧き立たせます。
絵のタッチも素朴で可愛らしくて、とってもキュートなところが人気の秘密。
茶目っ気たっぷりのパンどろぼうが繰り広げる楽しいインパクトある展開。
そして意外な結末にほっこりし、何故か憎めないパンどろぼうに癒されること間違いありません。
是非親子で読んでみてください。

読み聞かせの効果

先ず大きな効果が親子のコミュニケーションがアップすることです。
小さな子どもは親から得られる情報や教育が大半です。
絵本を通して信頼関係がより強くなることでしょう。
共働き世帯が多い中、子育て中は忙しいとは思いますが、少しの時間でも確保することをお薦めします。
夜寝る前の10分間、日曜日の朝など、無理をする必要はなく、短時間でも続けること。
積み重ねがとても大切なのです。

年齢に応じて

読み聞かせは何歳から始めればいいのでしょうか。
正解はなく、0歳児からでも構いません。
まだ言葉も理解しない乳児でも絵本の中の色を判別したり、お母さんの声を感じ取ったり、抑揚に刺激を受けたりします。

1歳児

ごはんが食べられるようになったり、歩けるようになったり、色々なことに興味津々です。
絵本の中の擬音を覚えて話すこともできるようになります。
目が離せない時期だからこそ、スキンシップを取りながら一緒に絵本を楽しみましょう。

2歳児

会話ができるようになり、感情や表情も豊かになります。
動物や植物、食べ物など身近なテーマから興味や関心のあるものを見つけていく時期です。
想像力も働かせるようになるので、色々なテーマに触れさせてあげましょう。

3歳児

物語からイメージできる力が備わってくるようになります。
主人公や登場人物の気持ちになったり、自分に置き換えて考えたりできるようになる時期です。
読み終わった後に感想を聞いたり、親子で意見交換をしてみるのもいいでしょう。

4~5歳児

登場人物が複数になるものや、少しずつ長編のものにもチャレンジしていきましょう。
好きなジャンルもできてきますし、興味の幅も広くなってきます。
感情移入することやストーリーから学んだことを経験値として蓄積させていくようになります。
物を大事にすること、人に優しくすること、ルールを守ること、自分や家族、他人の命も尊重することなど、学ぶことは多いはずです。