冬休み~3学期~春休み、子どもの急な病気やけがに備えよう!

年末年始が明けてすぐに成人の日の3連休、そして3学期が始まったと思ったらすぐに春休みがやってきます。
この時期は進級を控えているので、親子ともに心身がわさわさ落ち着かない日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
特に今年の4月に1年生になるご家庭は準備に追われる日々になるでしょう。そんな時に限って、子どもは体調を崩しがち・・・。
医療機関がお休みの時にどう対応したらいいのか、今一度おさらいしてみましょう。

子どもの様子がおかしい。。。受診した方がいいのか迷ったら

基本的には地元の「深夜休日医療機関」は把握しておきましょう。
自治体や医師会のホームページに掲載されています。
ただ、子どもの様子がいつもと違ったとき、すぐに受診した方がいいのか、それとも家で様子を見ていていいのか、迷いますよね。そんな時はこちらに相談しましょう。

厚生労働省が提供する全国共通の電話相談窓口:「#8000」
救急車を呼ぶか迷ったら:「#7119」

各都道府県の相談窓口に児童で転送され看護師や医師が症状に応じてアドバイスをしてくれます。

日本小児科学会の情報サイト「こどもの救急」も便利!

「こどもの救急」
http://kodomo-qq.jp/

19項目から症状を選び、詳細を入力すると家で様子を見ていいのか、救急診療所にいくのか、救急車を呼ぶのか、提示してくれます。母子手帳などの持ち物も提示してくれます。

オンライン診療で対応してくれるところも

キッズドクターアプリ
https://kids-doctor.jp/

こちらは普段は夜間や休日にオンライン診療を実施しています。
年末年始は1/9(月・祝)まで対応時間を拡大して対応してくれるそうです。
またチャットでの相談もできます。スマホにアプリをインストールして使うので、スマホに慣れている世代には心強いですね。

「食べる」「寝る」「遊ぶ」ができていれば様子見して

佐久医療センターの小児科医、坂本昌彦さんは、子どもの様子がいつもとちょっと違っても「食べる」「寝る」「遊ぶ」ができていれば様子を見て大丈夫、と語っています。
子どもが発熱すると心配になりますが、ちょっと薄着にして身体を冷やしたり、市販の解熱剤を使うなどしてほしいとのことです。

生後3か月以内の赤ちゃんは注意して!

ただし、生後3か月以内の赤ちゃんは重症な感染症等の影響も考えられるので、
すぐに医療機関を受診してほしいとのことです。

2022年12月30日(金)朝日新聞朝刊より出典・引用しています。