新型コロナウイルスが5類に移行されてはや1ヵ月。
戦々恐々としながら過ごす人もいれば、「かかったらその時に考えればいいか」という人もいるでしょう。
この3年、人々に清潔志向が身に付いたのはいいのですが、コロナ以外の感染症にかかる機会も減ってしまい、さまざまな弊害が出ているのだとか。
そんな記事を見つけたのでご紹介します。
現段階で増えているのは「ヘルパンギーナ」「RSウイルス」
国立感染症研究所(感染研)が、6月9日に公表した「感染週報」によると、
5月の大型連休明けから代表的な夏風邪と言われる「ヘルパンギーナ」と「RSウイルス」の患者が増加しているとのことです。特にRSウイルスは乳幼児が感染すると重症化しやすく、心配ですね。
定点観測で過去5年間の同時期の平均を上回る
5月22日~28日の定点当たりの患者数
・ヘルパンギーナ:1.33人
・RSウイルス:1:95人
いずれも3週連続で増加しています。
ともに、定点医療機関あたりの患者数は過去5年間の同時期の平均値を上回るとのこと。
2022年の同時期は
・ヘルパンギーナ:0.03人
・RSウイルス:0.20人
だったとのこと。昨年と比べて今年がいかに多いか一目瞭然です。
ヘルパンギーナの特徴
発熱やのどの痛みを発症します。口の中に水ぶくれができるのも特徴。
痛みで食事が採れなくなることもしばしばです。
乳児の場合、なんとか水分は補給してあげたいですね。
幼児の場合、口当たりがよく消化の良い食べ物を無理のない範囲で与えましょう。
RSウイルスの特徴
ほとんどは風邪の症状で済みます。
しかし初めて感染する乳児は肺炎や気管支炎になりやすいので注意が必要です。
様子がいつもと違ったら早めに受診をしましょう。
いずれも飛沫感染や接触感染がほとんど。感染対策は基本的に新型コロナと同様です。
今年は時期外れのインフルエンザも流行中
通常は冬に流行するインフルエンザも全国の学校で感染が相次いでいます。
5月29日~6月4日の定点当たりの患者数は1.52人。
なお、流行の目安とされるのは1人。
最近の10年でこの時期に流行の目安を超えることはなかったそうです。
過度に怖がらすに、普通の感染対策をして!
私たちの身の回りには常にウイルスは存在しているので、感染症は起きるもの。
過度に怖がらずに基本的な感染対策を習慣付けることが大切です。
乳幼児はさまざまな感染症にかかりながら抵抗力をつけていきます。
最大の注意は不要とのことです。
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2023年6月10日(土)朝日新聞朝刊より出典・引用しています。