新じゃがを使った離乳食(春)

季節のものを食べることはたくさんのメリットがあります。

旬のものを旬の時期に食べると味が濃くておいしいと言われています。

また、栄養価も時期によって大きく変わります。

例えばほうれん草の場合、夏と冬では約3倍のビタミンCの量の違いがあります。

旬の食材には子どもの体作りには欠かせない栄養価の高い食材がたくさんあります。

様々な旬な食材を使うことは子どもの発育・健康面の助けになります。

新じゃがいもには、免疫力を高めたり、美肌作りに貢献するビタミンCが、通常のじゃがいもに比べておよそ4倍も含まれています。

皮ごと調理して食べることで、皮に含まれるビタミンやミネラルなども栄養として摂ることができますので、年齢によっては皮ごと調理をすることをおすすめします。

今回は春の新ジャガイモを使った離乳食をご紹介します。

新じゃがいものペースト

じゃがいもは茹でる、蒸すのほか、電子レンジで加熱することもできます。

電子レンジで加熱する際は、水分を逃がさないようラップに包んで加熱しましょう。

離乳初期(すりつぶしてどろどろの状態)

​離乳中期(2から3ミリ角のみじん切りや、細かく潰す)

離乳後期(5ミリ角のみじん切りや、粗く潰す)

材料(1回分)

じゃがいも50グラム、湯冷まし大さじ1程度

作り方

(1)じゃがいもの皮をむき、ラップに包みレンジで2~3分加熱

(2)じゃがいもをすりつぶし、湯冷ましを大さじ1杯加えてのばす。

(3)器に盛り付け完成

 

ポテトスープ

材料(2人分)

じゃがいも 中1/2個

調乳ミルク 120ml

鶏がらスープのもと 小さじ1/2

青のり(仕上げ用) ひとつまみ

作り方

(1)じゃがいもはきれいに洗い、皮をむいてすりおろす。

(2)鍋にすりおろしたじゃがいも、調乳ミルク、鶏ガラスープを入れて、中火で温めながら木べらで混ぜます。

(3)沸騰したら火を止めて、器に盛る。仕上げに青のりをひとつまみのせる。