冬こそ親子で散歩しよう!「歩育」の効果

「歩育」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
文字通り歩くことで子どもの成長に必要な役割をプラスαすることです。
食育、知育、脳育など様々なものがありますが、今回は「歩く」ということをテーマに考えてみたいと思います。

歩くことは身体にいい。
誰もが知っている周知の事実です。
でも子どもの場合、何歳くらいから、どれくらいの距離を歩かせればいいのか、迷われると思います。
特に寒い冬場。
寒そうにしていたら、つい抱っこしたり、車で移動したりと歩くことを敬遠しがちです。
歩くことは目的地に行くための手段だけではありません。
その効果を色々な側面から考えてみましょう。

体力の強化
幼児のころはまだ骨や関節、筋力がない上に、足の裏が扁平になっていて、歩くのも不安定です。
毎日の通園、お買い物の中にお散歩を取り入れ、毎日少しずつ歩くようにしましょう。
歩く距離の目安ですが、年齢とキロメートルを同じくらいと思うといいでしょう。
1歳児なら1㎞、2歳児なら2㎞、3歳児なら3㎞、4歳児なら4㎞です。
最初から無理や強制をせず、子どもが「歩きたくなる」ようなお誘いをして、毎日の楽しみな時間にできると苦労はしません。

脳への刺激
歩くと言っても大人のウォーキングとは違います。
ゆっくりと寄り道やおしゃべりをしながら歩く方がいいです。
「今日はお花が咲いていた」
「可愛い犬が散歩していた」
「キャッチボールをしている人がいた」
など、昨日は見なかった光景が今日は見られると大きな新発見です。
知識を増やしたり、興味や関心を持つことに繋がります。

血行がよくなる
ただ真っすぐに歩くだけでなく、何かを見つけてしゃがむ、何かを採ろうとしてジャンプするなどの運動が自然に加わることがあります。
「あの角まで走ってみよう」と目的地まで走ることもあるかもしれません。
横断歩道では手を挙げたり、誰かに大きく手を振ったりと全身の運動になっています。
血行がよくなると寒さも忘れてしまいます。

質の良い睡眠
日中身体や頭を使うことで質の良い睡眠に入ることができます。
その日に起きた出来事を家族にお話したり、褒めてもらうことで、身体も心も満足します。
そうした心の安定が睡眠の質を上げ、寝起きもよくなります。
毎日の生活のリズムも整いやすくなり、良いサイクルが自然に身についてきます。

コミュニケーション
お散歩中は色々なお話をしてください。
子どもから何かを発信してきたら、「面白いものを見つけたね」と褒めてあげてください。
本に載っていたものやテレビで見たものを実際に見ることもあるでしょう。
「昨日読んだ本に出てきた犬とよく似ているね」
「絵本に載っていたパトカーと同じ形だね」と本や図鑑を活用し、楽しむこともとても勉強になります。

歩くことは、そのすべてが子どもの成長に重要な役割をします。
少しの時間でも親子でお散歩をする時間を毎日作りたいものです。

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